八千代市は、千葉県の北西部に位置し、人口は約20万人、千葉県内では市原市に次いで第7位の人口規模です。全国に先駆けた住宅団地発祥の地として知られ、現在も東葉高速線沿線を中心に宅地開発が行われている住宅都市です。ここでは八千代市の住みやすさについてご紹介します。

都心へのアクセスは電車一本!通勤通学に便利
東京まで30キロ圏内という立地の良さと、交通の便、自然環境の良さから首都圏のベッドタウンとして人気の八千代市。八千代市に走る電車は京成電鉄と東葉高速鉄道です。京成電鉄は東京方面へのアクセスもちろん、成田空港方面にも乗り継ぎなしで向かうことができます。東葉高速鉄道線は、西船橋と東葉勝田台を結ぶ路線で、西船橋駅から東西線に乗り入れているため、都内の大手町駅などの主要な駅まで、乗り換えなしで行くことができます。市内には「八千代台緑が丘」「八千代中央」「村上」「東葉勝田台」の4つの駅がありますが、特に八千代台緑が丘駅付近は開発が進められている地域です。イオンモールなどのショッピングセンター、映画館、中層マンションが立ち並び、都内へ通勤する県外出身の方が住んでいる割合が高く、道もきれいに整備されているので、ファミリー世帯や若い世帯も多く住みやすい街になっています。
ー八千代緑が丘駅は隣接するイオンモール八千代緑が丘と連絡通路でつながっていて、買い物にも便利です♪
住宅地と農地が広がり、穏やかに暮らせる
八千代市は、近隣の船橋市や千葉市などと比べて、大きな繁華街は少なく、主に住宅地が広がり治安も落ち着いています。
市内には八千代台団地をはじめ、勝田台、米本、高津、村上の五つの大規模住宅団地が建っているのも特徴的です。八千代台団地(昭和32年完成)は、日本の大規模住宅団地の発祥の地です。市のほぼ中央を八千代市のシンボルである新川が南北に流れ、人々は釣りや散策を楽しむことができます。沿道には桜の木が植えられ、桜の季節には花見客で賑わいます。市の北部は、下総台地の緑豊かな自然があり、印西市・船橋市と接する地域には農地が広がり、農業が盛んです。
八千代の名産品といえば、100年を超える歴史を誇る梨が有名で、八千代の梨の中でも人気の品種の一つが「豊水」。お盆過ぎから収穫が始まるこの梨は、程良い酸味があり糖度が高いことで知られています。またほうれん草やニンジンなど野菜の栽培や酪農も盛んで、「八千代牛乳」はブランドとしてよく知られています。
―八千代牛乳、いつも子供たちと美味しく飲んでいます♪
公園や病院が充実。子育て世帯に住みやすい
八千代市内には、広大な敷地に子どもが遊べる公園が数多くあります。
村上の自然の山林を利用した国道16号近くの市営キャンプ場「ガキ大将の森」。ギラつく夏の日差しも車道の喧騒も木々が遮り、木陰には気持ちのいい涼しい風が吹き抜けます。この場所で八千代市民プレーパークの会によるプレーパークが月1回開催されています。0歳児からさまざまな年齢の子たちが一緒に遊ぶことができる人気のイベントです。
NPO法人子どもネット八千代による「こどもまつり」では、普段できない外遊びを体験することができます。特に人気の「人間てんぷら」は水鉄砲で水を掛け合い、小麦粉をガーゼに包んで作った、小麦粉爆弾を投げ合う遊びです。おいしそうな天ぷらの衣みたいに、全身真っ白になることも。元気いっぱいの子どもたちにぴったりのイベントです。
「京成バラ園」も日常から離れた素敵な空間を味わえるとあって人気のスポットです。園内には色とりどりのバラが1,600品種。その美しさと香りで楽しませてくれます。毎年行われている「京成バラ園ローズフェスティバル」も幅広い年齢の方が訪れます。他にも「八千代市立郷土博物館」や「八千代市文化伝承館」などでも学びながら遊ぶことができます。
八千代緑が丘駅から、車で10分ほどの場所にある「東京女子医科大学八千代医療センター」は、小児科が充実しており、子供の大きな病気に対応できる病院です。夜間救急にも対応しているため、子どもの急病にも安心ですね。
―子どもを連れて遊びに出かける場所がたくさんあり、急な病気にも安心の大きな病院がある、八千代市は子育て世代にも優しい街ですね。