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我孫子市のすみやすさ【我孫子・天王台・湖北・新木・布佐の5つの地区の魅力】

我孫子市は千葉県の北西部に位置し、東に印西市、南と西は手賀沼を隔て柏市があり、北は利根川をはさんで、茨城県と隣接しています。我孫子市は駅を中心とした、我孫子、天王台、湖北、新木、布佐の5つの地区に分けられます。それぞれの地区の魅力をご紹介します。

我孫子・天王台・湖北・新木・布佐の5つの地区の魅力

天王台地区にある手賀沼遊歩道の桜並木

我孫子地区
 我孫子地区は市内で最も人口が多く市の中心地です。区内の我孫子駅は、JR常磐線とJR成田線が交わり、東京メトロ千代田線の始発駅でもあることから、通勤通学で多くの人が利用しています。市内バスも運行され、道路も整備され交通環境は比較的良好な地区です。
 利便性の高い我孫子駅周辺では、マンションが建ち住宅地が開発されたことで、子育て世代を中心に人口増加が続いていましたが、ここ数年は落ち着いています。
 地区の南側に広がる手賀沼沿いは自然が広がる緑豊かな場所で、大正時代には白樺派の柳宗悦、志賀直哉や、新聞記者の杉村楚人冠をはじめ数多くの文化人がこの地区に移り住んだ歴史があります。今もその邸宅や別荘などの歴史・文化遺産が数多く点在して、歴史散策にぴったりの場所です。手賀沼の水辺と親しめる手賀沼公園も散歩やサイクリングと市民の憩いの場所です。
 アビスタやけやきプラザなどの公共施設が多く立地しており、大学や研究機関もあります。子育て環境もよく、小学生を対象とした「あびっ子クラブ」や子育て支援施設「にこにこ広場」が運営され、我孫子駅周辺の商業施設や手賀沼公園などでは、子育て中の親子を対象としたイベントも開催されています。

天王台地区
 天王台地区は、我孫子地区の次に子育て中の若い世代が多い地区です。天王台駅と東我孫子駅の2つの駅を有し、バス路線も充実しています。天王台駅を中心ににぎわい、天王台駅南西部には数多くのマンションが建設されています。地区の北側にはNECや川村学園女子大学が、南側には山階鳥類研究所や我孫子ゴルフ倶楽部が立地しています。
 自然環境は、利根川・手賀沼沿いの水田や樹林地、谷津などが広がり緑豊かで、他にも手賀沼親水広場、鳥の博物館、高野山桃山公園、岡発戸市民の森、五本松公園、手賀沼遊歩道などの自然に恵まれたスポットが数多く点在しています。
 学校教育では資源を生かし、地元農家が先生となって農作業などを教えています。「あびっ子クラブ」、子育て支援施設「すくすく広場」や子育てサークル・サロンなど、子育て環境も良好です。

湖北地区
 湖北地区は、湖北駅をはさんで北側には古くからの農地や集落地があり、南側には公園や新興住宅地が広がっています。湖北駅から我孫子駅までは約8分で移動できます。湖北駅北口では、駅前ロータリーが整備され民間路線バスが乗り入れを開始し交通アクセスが向上しました。また近隣の農家や商業者が出店する「湖北の市」が開催されています。
 利根川・古利根沼の水辺や谷津などの自然環境が豊かで、梨の栽培や観光農園なども盛んです。県の指定文化財である相馬郡衙正倉跡、日秀観音や将門神社などの歴史的遺産も点在しています。
子育て支援施設「わくわく広場」、子育てサークル・サロン、「あびっ子クラブ」も運営され子育てしやすい環境が整っています。地区の南側には保健センターと休日診療所があるため、日曜や祝日でも初期的な診療を受けることができます。

新木地区
 新木地区は、広大な水田や畑に囲まれた地区で、地区の中心にある新木駅の南側に新たな市街地が形成され若い世代が多く住んでいます。一方、駅北側は人口が減少傾向にあり、高齢化が進んでいます。交通環境はJR成田線や、成田街道(国道356号)には路線バス、地区北側の住宅地には市民バスがそれぞれ運行しています。
 利根川沿いにはスポーツに親しめる市民体育館、利根川ゆうゆう公園、気象台記念公園など規模の大きい公園・施設があり大人から子供までのびのびと運動し遊ぶことができます。他にも障害者福祉センター、県の養護学校などの福祉施設が立地しています。地区内に商業施設は少ないですが、栗拾いが楽しめる観光農園があり、秋の味覚狩りとして人気です。

布佐地区
 布佐地区は、江戸時代から利根川の水運で栄えた河岸のまちです。成田街道(国道356号)沿いには風情ある屋敷林が残り、まち並みに歴史を感じる地地区内の布佐駅からは上野東京ラインで通勤時間帯の東京方面へのアクセスは便利になりました。しかし単線で日中は東京方面、成田方面ともに1時間2本と運行本数は少なめです。
 地区には広大な水田が広がり、竹内神社や浅間神社、布佐市民の森などの緑豊かな自然環境が残されています。9月中旬に開催される竹内神社の祭礼は毎年多くの人で賑わい、郷土芸能とともに地域の伝統が大切に受け継がれています。
 子育て・教育は、未就園児と我孫子東高校の生徒がふれあう「高校生子育てサロン」や、「あびっ子クラブ」が運営されている他、子育て支援施設「すこやか広場」では小学生と乳幼児親子との交流など、コミュニティ活動が盛んです。さらに布佐市民の森や旧井上家住宅などを会場に、国際野外美術展が毎年開催されるなど、文化芸術活動も豊かな地区です。

―5つの地区それぞれに魅力がつまっていますね、どの地区も子育て支援が厚く、子どもをもつ世帯にも住みやすい街だと感じました。

この記事を書いた人

さわ@チイコミ

チイコミ編集部在籍。千葉県に住み始めて約15年。2人の元気娘を育てています。趣味は水引アート。海外ドラマを観るのも大好きです。地域の情報をお届けしたいと思います!

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