
きれいなヘアスタイルを保つためには、どれくらいの頻度で美容室へ行けばよいのでしょう。
美容室に通うちょうどいい頻度は、髪の長さによっても変わってきます。ショート、ボブ、ロングそれぞれの長さで、よい状態をキープできる美容室の頻度をまとめました。また、パーマやカラーをした場合についても解説するので、ぜひご参考に。
▼ 女性が美容室へ通う平均的な頻度は?
▼ ヘアスタイル別の美容室へ通う頻度
ロングヘアとミディアムスタイルの頻度
ボブヘアの頻度
ショートヘアの頻度
ヘアカラーと白髪染めの頻度
パーマ・矯正縮毛の頻度
▼ まとめ
女性が美容室へ通う平均的な頻度は?
美容室へ通う頻度は人によってさまざまですが、一般的には2ヶ月前後の間隔が平均と言われています。髪は1ヶ月でおよそ1cm伸びるため、2cmほど伸びてきたら美容室へ行く頃合いということですね。
もちろん、こまめに美容室へ通った方が定期的に髪のケアをすることができ、きれいな状態が保てます。とはいえ、頻繁に美容室へ足を運ぶとなると、時間もお金もかかりますよね。そろそろ行かなくちゃ…と思いながら、うっかり予定が先延ばしになってしまうこともあると思います。
できるだけきれいな状態を保ちつつ、ちょうどいい頻度で美容室へ通いたいという人が多いのではないでしょうか。どれくらいの頻度で美容室に通っていれば、きれいなヘアスタイルを保つことができるのでしょう。
ヘアスタイル別の美容室へ通う頻度
美容室へ行くべき頻度は、どんなヘアスタイルにしているかによってある程度決まってきます。一般的に、髪が短いほど伸びた時に形が崩れやすいため、頻繁に美容室へ通う必要があります。反対に髪がある程度長ければ、髪が伸びてもあまり変化がわからないため、美容室へ通う間隔が空いても大丈夫です。
パーマやカラーをする場合も、きれいな状態を保つために美容室へ通う頻度が変わってきます。もちろん、それぞれの髪質や毛量などによっても、美容室へ通う理想的な頻度は変わってきます。基本的には、担当の美容師さんに相談すれば間違いがありません。
とはいえ、目安は知りたいところですよね。次の項ではそれぞれのヘアスタイルについて、どれくらいの頻度で美容室へ通えばいいか目安をまとめました。
ロングヘアとミディアムスタイルの頻度

ロングやミディアムの場合、美容室へ通うのは2ヶ月〜3ヶ月程度でよいでしょう。
毛先が肩の位置よりも下になってくると、髪の毛が伸びてもさほど大きな変化は感じないものです。ヘアスタイルが崩れたという印象も受けにくいので、美容室へ行く頻度は少なめでも問題ないです。
ただし全体が長くても、レイヤーを多く入れたり、ウルフカットのように短い部分があったりするスタイルは要注意です。段差がある場合は短い部分が伸びてくると全体の形が崩れてしまうため、こまめに修正した方がよいでしょう。
また、髪は伸ばすと蓄積した傷みが目立ってきます。長く伸ばしたボサボサの髪には清潔感がなく、放置されただらしない雰囲気が出てしまいます。
全体カットの頻度は2ヶ月〜3ヶ月でもよいですが、できれば間に前髪カットやトリートメントだけでもしてもらうと印象が違います。1ヶ月半で前髪カットとトリートメント、3ヶ月で全体カットとトリートメントといったローテーションがおすすめです。
美容院に行く頻度を減らしたいなら、ホームケアに力を入れるのもよい方法。できるだけきれいなスタイルが長く保てるようにカットしてもらえるよう、美容師さんに伝えておく方法もあります。
ボブヘアの頻度

ボブヘアの場合、美容室へ通う頻度は2ヶ月前後が一般的です。
ボブは顔まわりのシルエットが重要なため、伸びすぎると形が大きく崩れてしまいます。伸びすぎたボブは間伸びした印象になり、野暮ったくなってしまうので避けたいところ。2ヶ月を目安に、美容室へ通うとよいでしょう。カットラインの揃ったボブなら比較的長持ちしますが、やはり印象は徐々に変わっていきます。よい状態を保つための目安として意識しておきたいですね。
そのまま髪を伸ばしていきたい場合でも、やはり定期的にシルエットを整えてもらった方がよいでしょう。カットを整えてもらうと癖やうねりが出にくくなり、まとまりが出て扱いやすくなります。
ショートヘアの頻度

ショートヘアは、もっとも頻繁に美容室へ通う必要があります。美容室へ通う頻度は1ヶ月と思っておくとよいでしょう。男性のヘアカットについても同様です。
少し伸びただけでもシルエットが大きく崩れてしまい、魅力的なニュアンスが失われてしまうためです。ショートヘアにするのなら、定期的に美容室へ通うと心しておいた方がよいですね。
また本来、どんな髪の長さでもつやつやの髪を保つための理想としては1ヶ月に一度程度トリートメントをしたいものです。こまめに美容室へ足を運ぶ習慣がつくことは、ひとつのメリットと言えます。
ヘアカラーと白髪染めの頻度
ヘアカラーをしている場合、美容室へ通う頻度は1ヶ月〜1ヶ月半が理想的です。髪の長さがロングやミディアムでも、カラーにあわせた頻度を優先しましょう。
特に明るいカラーにする時や、白髪染めをする時には、こまめに美容室に通った方がよいです。根元から黒い髪が生えてきたり、根元だけ白髪が目立つと、残念な印象になってしまいます。髪が伸びるスピードは意外と早く、1ヶ月もすれば根元はくっきりと違う色になってしまうものです。
とはいえフルカラーは髪のダメージにもなりお金もかかるため、毎回フルカラーでなくても構いません。フルカラーしてから1ヶ月〜1ヶ月半経ったところで、一度リタッチ(根元染め)をしてもらうとよいでしょう。髪色によっては難しい場合もありますが、2回に1回はリタッチでつなげる場合も多いです。費用もフルカラーより安く設定してあることが多いので、一度美容師さんに相談してみてください。
また、カラーはしたいけれどどうしても頻繁に美容室へ通う余裕がない方には、ハイライトもお勧めです。全体カラーを暗めの色にして明るいハイライトを細くたくさん入れる方法なら、根元の髪が伸びても目立ちにくくなります。
2〜3ヶ月程度、ロングヘアやミディアムヘアのカットと合わせて通うだけでもそれほど違和感はないでしょう。ハイライトを入れるだけでも、全体の印象はぐっと明るくなり、垢抜けて見えます。
また、全体が暗めのカラーの場合も、ある程度長持ちするので2〜3ヶ月の頻度でよい場合もあります。
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パーマ・矯正縮毛の頻度
パーマや矯正縮毛をあてる場合、美容室へ通う頻度は2ヶ月前後がお勧めです。時間が経つとだんだんパーマが弱くなってくるように感じるかもしれませんが、これくらいは期間をあけましょう。あまり頻繁にパーマをあてすぎると、髪に大きなダメージを与えてしまいます。
ただし、パーマと言っても種類はさまざま。基本的には美容師さんに相談してみることをおすすめします。どれくらいの頻度であて直せばいいか、必ず目安の期間を教えてくれるはずです。
また、前髪の矯正縮毛などは、2ヶ月も経つと根元が伸びてうねってきてしまうことがあります。そんな時は根元だけ矯正縮毛をあて直すなど、こちらもメンテナンスについて美容師さんに相談しておきましょう。
そしてひとつ注意したいのは、「パーマがもう取れてしまった」と思っても、実はスタイリングが上手くできていないだけという場合もあることです。パーマや矯正縮毛をあててもらった時には、必ずスタイリングの方法もあわせて確認するようにしてみてください。
「一度水に濡らしてからブローするとパーマがきちんと出る」など、正しいパーマの出し方があるかもしれません。せっかくあてたパーマや矯正縮毛は、上手く活かせるようにしたいですよね。
また、パーマや矯正縮毛を長持ちさせるためのシャンプーやトリートメントもあります。日常的なケアについても相談してみるとよいでしょう。
まとめ
髪は、短ければ短いほど、こまめなカットが必要と言えます。長ければ間が空いても崩れは目立ちにくいですが、いずれにせよ、きれいな髪を保つには丁寧なケアが大切です。
前髪の伸びる速さや髪に蓄積するダメージを考えれば、メニューを考慮しながら1ヶ月半くらいの間隔で足を運ぶのが理想的です。美容室によっては、6週以内、8週以内の予約などで割引をしているところもあります。なるべく次回の予約を入れて理想的な頻度で美容室へ通い、きれいな状態を保ちたいですね。