富里市のキャッチフレーズは「人と緑が調和し未来を拓く臨空都市」。近くに成田空港があるため成田市への通勤にも便利で、市内には循環バスも走っています。富里中央公園という大きな公園や農産物直売所も多数あり、自然・買い物・休暇を過ごすにもぴったりな住みよいエリアです。この記事では千葉県内在住のレポーターが富里市の住みやすさをを調べてご紹介していきます。
富里市内のアクセス
富里市内にはJR線と京成線が通っています。最寄り駅はJR成田駅か八街駅、京成成田駅です。新木戸大銀杏公園の隣には富里バスターミナルがあり、東京ディズニーランド/ディズニーシー行、東京駅行、大阪なんば行が出ています。(2021年4月現在、新型コロナウイルスに伴い運休となっている路線もあります。詳細は千葉交通のホームページよりお調べください。) 車では東関東自動車道富里IC、酒々井ICが最寄りのインターチェンジです。
―富里バスターミナルは充実しているのですね!頻繁に東京やレジャーに行く方には便利かもしれないですね。バスターミナル付近は大型商業施設がたくさんあるようなのでそこも利便性が高いですね♪
富里市内には「さとバス」という愛称の市内循環バスが通っています。「さとバス」は平日のみの運行で、富里バスターミナルから富里市役所までを市内循環するルートと、市外の京成酒々井駅までのルートがあり、市外の人も利用することができます。また、市内居住者のみが利用できる予約制の乗り合いバスもあり、「デマンド交通」と呼ばれています。事前に富里市役所で登録した人のみが利用予約をすることができ、各乗降ポイントにはそれぞれ時刻表が設定されており、利用する人は、設定された時刻の1時間前までに予約が必要となります。ルートは3つあり、根木名ルート、十倉ルート、高松ルートがあります。こちらも運行は平日のみです。事前登録や申し込みについては富里市役所に問い合わせてみてくださいね。
富里市内での暮らし
富里市内を車で走るとスイカの柄のガスタンクが目に入ります。これは富里市がスイカの名産地とされていることに由来しています。(スイカ柄のガスタンクは2021年にその役目を終え解体されることとなりました)富里市は下総台地と呼ばれ、関東ローム層の火山灰の地層群であったため稲作には向いていませんでしたが、この土壌に向いた品種を改良・育成されスイカの栽培が増加したと言われています。富里市は千葉県の中でも内陸に位置するため、昼と夜の温度差が大きく、それがスイカの糖度を高めると言われています。富里市のスイカは皇室にも献上されたことがあるそうですよ。毎年6月には「すいかまつり」や「スイカロードレース」などのイベントも催され、市内は賑わいます。市内には富里中央公園という野球場や子供の遊具や砂場もある広場がある広い公園もあります。湿性植物園では5月頃には菖蒲やかきつばたなども鑑賞できるそう。家族連れには嬉しいスポットですよね。
―有名なガスタンクが解体されたのは千葉県の一部では話題になりましたよね。一度はこの目で富里市のシンボルを拝んでみたかったです。富里中央公園は休日に家族で行ってみたいです!すいかの時期に農産物直売所に寄って、富里中央公園で遊んで帰るというのも楽しそう!
富里市と子育て
富里市内には子育て支援センターが「葉山キッズランド」と「富里市立向台こども園子育て支援センター」の2か所あったり、ファミリーサポートセンターも充実しています。ファミリーサポートセンターは市内在住もしくは在勤の人で、1歳から10歳未満の子どもがいる親族が利用できます。また、富里市が隔年で発行している「とみさと子育て応援ブック」は子育てに関するさまざまな情報を一冊にまとめ上げ、子育て中の市民の人々に分かりやすく掲載したものです。こういった子育てに関する市の制度に関しての情報提供があるのも安心して子育てできる環境につながっているように感じます。詳しくは公式ホームページを参考にしてくださいね。
―子育て世代には必須な支援センターも2か所あるなら安心ですね。市が子育て応援ブックなどを発行してくれているのは心強いです!
富里市には電車が通っていませんが、隣の酒々井駅まで行く市内循環バスがあったりと車が無い方でも住みやすそうな印象でした!高速バスの行き先が充実しているのも高ポイントですね。(2021年4月現在、新型コロナウイルスに伴い運休となっている路線もあります。詳細は千葉交通のホームページよりお調べください。)