柏市には都心のベッドタウンでありながら、自然豊かで歴史的な名所も多く残っています。ここでは柏市のおすすめのスポットをご紹介します。

お寺や神社をめぐる歴史さんぽ
柏には多くのお寺、神社があります。
「柏神社」は柏駅から徒歩5分ほどの場所にあります。京都の八坂神社を本殿としていて、毎年7月に祭礼が行われます。
「神明社」は通称 神明様と呼ばれ、昔から地域の人々に親しまれています。県指定天然記念物の大榊、市指定文化財の石鳥居・手洗鉢、市指定無形文化財である塚崎十二座神楽も有名です。
平将門を祭神とした「将門神社」は全国でも珍しい神社です。
「廣幡八幡宮」では元日に浦安の舞が行なわれ、境内の隣には宮根遺跡もあります。
関東三弁天の一つである「紅龍山布施弁天東海寺」は1200年の歴史があり「布施の弁天さま」として親しまれています。
他にも柏市内最大の樹木である大銀杏がそびえたつ「法林寺」、ぼたんが有名な「観音寺」、伝統行事として有名な三匹獅子舞の「西光院」、『大室の盆綱引き』の盆綱が境内に奉られている「吉祥院」などがあります。
ー柏の歴史にふれ、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?
豊かな自然の中でレジャー&アドベンチャーを楽しむ!
「増尾城址公園」は自然林に囲まれた広大で静かな公園です。鎌倉時代から戦国時代にかけて築かれた城山の跡地とされる「森のお散歩ゾーン」、アスレチックやバーベキューを楽しめる「森と丘の冒険ゾーン」、湧水があり水辺の生き物も観察できる「水辺のいきものゾーン」と3つのゾーンに分かれています。
「南部公園」には広々とした芝生のさくら広場と森林浴を楽しめる自然林のくぬぎ広場などがあります。
「中原ふれあい防災公園」の園内には、各所に防災設備が整備されていています。
「柏しょうなん夢ファーム」 は自然との共生を目指してつくられたレジャー&アドベンチャー施設です。自然の木立を利用したアスレチックやバーベキュー場もあり、大人も子供も1日中遊べます。
「手賀の丘公園」の園内には簡単なものから難易度の高いものまで、15のフィールドアスレチックがあります。公園の中心にあるじゃぶじゃぶ池には水の流れるすべり台がついており、夏は子どもの水遊びにおすすめ。
―四季折々の花で彩られた風車がシンボルの「あけぼの山農業公園」も有名で、日本庭園・柏泉亭、水生植物園もあり見どころ満載です。
市の花「カタクリ」の群生地
柏市逆井に、柏市の花として地元民に愛されるカタクリが見られる場所があります。
このカタクリ群生地は房総の魅力500選に選ばれ、カタクリが自然の状態のまま群生している群生地です。春になると斜面いっぱいに可憐な花を咲かせます。
また手賀沼自然ふれあい緑道を手賀大橋から曙橋方面へ0.9キロの地点に、ハスの群生地が広がっています。群生地にせりだすように見学用の木道も設置され、ハスを間近で見ることができます。
手賀沼の豊かな自然を感じながら、散歩やジョギング、サイクリングなどを楽しむ事ができる県立手賀沼自然ふれあい緑道もおすすめ。
―「藤姫伝説」や「鼻喰い田」、「日女若ものがたり」など手賀沼に関わる伝説、説話の碑などもあるので、散歩しながら探してみてはいかがでしょう。
美しい緑と水辺で桜を楽しむ「利根運河」
桜の名所として知られる利根運河。1890(明治23)年に完成した日本初の西洋式運河であり、土木遺産に認定されています。
岸には500種を超える植物が生育しており、自然豊かな美しい景観は「千葉ふれあいの緑100選」にも選ばれています。
桜が満開になる時季は両岸には160本の桜が咲き、その桜並木が水面に映え、緑と相まって、一層美しい景観が望めます。毎年、ピンク色に彩られた川岸を会場に桜祭りも開催されます。
―開花中は、桜が毎夜ライトアップされ、幻想的な雰囲気も楽しめますよ♪