印西市は千葉県の北部に位置する人口10万人の都市です。都心や成田国際空港へのアクセスが良く、近年は千葉ニュータウンなどの開発が進められています。都市と自然が調和した街として、東洋経済新報社が発表する全国住みよさランキングで2012年から7年連続で全国1位に選ばれました。そんな印西市のすみやすさをご紹介します。
印西市の交通アクセス
印西市にはJR成田線と北総線が走っており、市内には5つの駅があります。
成田線は木下駅、小林駅に停車します。我孫子駅で常磐線に乗り入れているため東京方面にも向かうことができます。木下駅から日暮里駅までは最短50分、品川駅の直通電車も運行されているため、通勤通学に便利です。
北総線は千葉ニュータウン中央駅・印西牧の原駅・印旛日本医大駅に停車しますが、この路線に成田スカイアクセス線も運行しています。千葉ニュータウン中央駅と印旛日本医大駅に停車するアクセス特急を利用すれば、千葉ニュータウン中央駅から日本橋駅まで最短40分、印旛日本医大駅から成田空港まで約20分で向かうことができます。
また市内には複数の路線バスやふれあいバスも運行されています。印西市のコミュニティバス「ふれあいバス」は市内6ルートを運行し、100円で利用ができます。小学生や乳幼児・高齢者などは無料なので、市内の移動に活用されています。
道路は広く整備され車移動は快適。特に国道464号沿線は公園が多く、美しい街並みが広がっていてドライブも気持ちがいいです。
―駅の数はそれほど多くはありませんが、東京方面、成田方面にも好アクセスで、交通面での不自由さはなさそうですね!
強固な地盤と豊かな自然
千葉ニュータウン地域は下総台地の強固な地盤に位置しています。周囲より標高が高く、大地震の発生源となる活断層が認められないエリアとして、地震や水害などの災害に強い特徴があります。近年は千葉ニュータウンの開発が進み、住宅をはじめ企業、多くのデータセンターや大型物流倉庫、商業施設が立地して、さらに住みやすくなりました。
その一方で良好な農地、里山などの豊かな自然が残るエリアでもあります。印西市は、北部に利根川、南東部に印旛沼、北西部に手賀沼があり、恵まれた水辺環境の中、ウォーキングやサイクリング、釣りなどを楽しむことができます。市内外からアウトドアレジャーを満喫するために訪れる人も多くいます。
市民1人当たりの都市公園面積は県内でもトップクラスで、市内には数多くの都市公園があります。公園には四季折々の花々が咲き誇り、市牧の原公園の梅、吉高の大桜、木下万葉公園のフジ、松虫寺のアジサイ、結縁寺のヒガンバナ、牧の原公園のコスモスなどが有名です。
他にも江戸時代から伝えられてきたといわれる「浦部の神楽」、「 鳥見神社の神楽」など、地域で受け継がれている伝統行事や、歴史的建造物も数多く残されています。古くからの歴史と新しい文化が調和するイベントも印西市の魅力の一つです。
―地震大国の日本では、地盤が強いというのは長く安心して暮らすうえで重要なポイントですよね。印西市に家を建てる方が多いのはをういった理由もあるのでしょう。
買い物や子育てに便利な住環境
日用品や食料品など、日々の暮らしに必要なショッピング環境が整っています。北総鉄道と国道464号の沿線には、大型専門店が連なり、車があればますます快適に買い物ができます。イオン、ジョイフル本田、コストコ、カインズホームの他、家電、スポーツ、インテリアの専門店、酒々井プレミアム・アウトレットなど、何でもそろっています。
子育て支援も充実。多様な保育サービスや医療費の助成、情報化や国際化などに対応した教育、自然科学体験なども実施しています。自然環境を活用して、自然とふれあいながら学ぶ、里山や昆虫の観察会、わら細工体験、星空観望会なども開催されています。
―全国住みよさランキング1位を獲得している印西市。子育て世代を中心に、子供からから高齢者まで誰もが安心して健康で暮らせる街といえるでしょう。