流山市は千葉県20番目の市として誕生し、現在人口は約20万人の都市です。千葉県で人口の増加率が7年連続1位になるなど、都心へ近くて、しかも住みやすいとして人気です。ここでは流山市の住みやすさについてご紹介します。
都心へ電車で20分、アクセス抜群の街
流山市は千葉県の北西部、東は柏市、西は埼玉県三郷市と吉川市に隣接し、南は松戸市、北は野田市に囲まれた場所に位置しています。
つくばエクスプレス(TX)の開業により、南流山駅から秋葉原まで最短20分でアクセス可能になり都心へのアクセスが飛躍的に便利になりました。
特に利便性の高い「南流山駅」と「流山おおたかの森駅」は、利用客の多い通勤時間帯には1時間当たり20本以上も運行され、通勤・通学に便利です。
他にもJR武蔵野線、JR常磐線、流鉄流山線、東武アーバンパークライン(東武野田線)を利用すれば、都心だけでなく、さいたま新都心や幕張などへもアクセス可能で、観光地・ショッピングに便利な街といえます。
自動車は常磐道流山インターチェンジ経由で都心へのアクセスも十分で、羽田空港までも約1時間で行くことができ、レジャーやドライブ、旅行にも便利な立地です。
市内の主な民間バス路線は、つくばエクスプレスの開業に合わせ、京成バス株式会社、東武バスイースト株式会社、東武バスセントラル株式会社が運行しています。
―路線バスが通らない地区では、流山市独自の交通手段として、タウンバス「流山ぐりーんバス」が運行されています。運行ルートは6ルート、市民の大事な足ですね。
緑あふれる住環境

流山市の魅力は「都心へ電車で20分。なのに、ここまで豊かな自然が残る『都心から一番近い森のまち』」であることです。
西に江戸川、北には利根運河が流れ水景を楽しめるほか、市内には、おおたかの森、流山市総合運動公園、芝崎小鳥の森、東部近隣公園、におどり公園、東深井古墳の森、運河水運公園、野々下水辺公園など、豊かな自然を生かして作られた公園や市民の散策の森が300以上あります。
緑豊かで、子育てしやすい環境を求めて、子育て世代を中心に転入者が急増しています。
人気の場所は開発が進められている流山おおたかの森駅周辺のエリアです。
他にもニュージーランドの街並みを模して開発された東深井地区、松ヶ丘地区、江戸川台地区などは住み心地と景観に配慮された閑静な住宅地が広がっています。
共働き世帯が増加する中、流山市では通勤時に駅で子どもを預けて保育園に送迎するシステム「駅前送迎保育ステーション」をはじめ、子育てについて相談できるサロン、子育て講座など子育てのサポートも充実しています。
―「駅前送迎保育ステーション」、共働きのパパ・ママが通勤時間に合わせて子どもを送迎することができる画期的な支援で、とても便利ですね。
お買い物スポットが充実
お買い物スポットとして有名な駅直結の大型ショッピングセンター「流山おおたかの森S・C」には、ファッション、飲食店、家電量販店、スポーツ用品、大型書店など、買い物に困ることがありません。
他にも南流山駅から武蔵野線で5分の新三郷駅には、ららぽーと新三郷があります。
流山おおたかの森駅から東武アーバンパークライン(東武野田線)で6分の柏駅には、高島屋、マルイなど、様々なショッピングセンターや商店街が充実し、お買い物の選択肢が広がります。
―つくばエクスプレス(TX)に乗って20分圏内には東京スカイツリータウンや浅草などの観光スポットがあり、週末のレジャーも気軽に楽しむことができますよ。
歴史感じられる流山本町でタイムスリップ散歩
新しい街が開発され住みやすい環境が整う一方で、古く歴史を感じられる町並みが現存しているのも流山の魅力です。
流山本町には江戸時代後半から明治時代にかけて、「白みりんの町」として栄えた時代の建物が今も残っています。
流山で白みりん有名なのは、関西で作られる色の濃いみりんが主流だった江戸時代に、流山のみりん醸造をけん引した秋元家や堀切家が「天晴」「万上」などの淡く澄んだ「白みりん」を誕生させ流山の特産品となった歴史があるためです。
―歴史的建造物を改築した一茶双樹記念館、丁字屋、杜のアトリエ黎明など趣ある建物が建ち並ぶ流山本町。週末は「タイムスリップ散歩」してみてはいかがでしょうか。