東金市では春の「東金桜まつり」、東金ばやしが賑やかな「日吉神社大祭」、夏の風物詩「YASSAフェスティバル」、神輿の担ぎ役に伝統がある「田間神社大祭」など1年を通してさまざまなイベントが開催されています。ここではそのイベントを一部ご紹介します。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、一部のイベントが中止・延期となっている可能性があります。最新情報は当該施設にお問い合わせ頂くか、公式ホームページをご覧ください。
春

東金桜まつり
開催時期:毎年3月下旬から4月上旬の約2週間
会場:八鶴湖周辺
江戸時代に徳川家康などが鷹狩りをしに訪れた場所で有名な八鶴湖。ここには約1000本のソメイヨシノが植えられ、桜の名所として親しまれています。
おまつり期間中は八鶴湖周辺と、これに近接する高台にある山王台公園の桜がライトアップされます。特に八鶴湖畔では湖に映る夜桜が幻想的で美しく連日多くの人が訪れます。出店やイベントも盛りだくさんで、パフォーマンスライブやお茶会、ご当地キャラ「とっちー」と、ゆるキャラ「やっさくん」との写真撮影会などで盛り上がります。最終日には、約100発の花火がまつりのフィナーレを飾り、桜と花火の贅沢な競演を楽しめますよ。
まちの駅まつり
開催時期:5月中旬
会場:みのりの郷東金イベント広場(千葉県東金市田間1300-3)
まちの駅は無料で休憩できる、そのまちの案内所です。東金市には40ケ所のまちの駅があり、まちの駅のネットワークを活用して開催されるのが「まちの駅まつり」。
まちの駅のブースが設置され、ミニ畳や竹あかりをつくるワークショップ、新茶詰め放題、家康鷹狩り鍋など、見る・食べる・体験するイベントが盛りだくさん。ステージでは和太鼓、マジックショー、フラダンスなどの楽しいショータイムのほか、縁日イベントがあります。
まちの駅を利用したことがない方も、このおまつりに参加すれば、まちの駅の場所や内容をまとめて知ることができますよ。
武射神社夏越の神事(なごしのしんじ)
開催時期:6月最終日曜日
夏越の神事は、田植えが終わり季節の交替にあわせて、災いを払い五穀豊穣を祈る年中行事です。
―かつては、儀式の後、神事に使用した一切の物を作田川に流していたそうです。
夏
日吉神社大祭(東金ばやし)
開催時期:1年おきの7月下旬
会場:日吉神社
この祭礼では、旧東金9地区から出る豪華な山車屋台が「東金ばやし」にあわせて市内を練り歩きます。「東金ばやし」は山車に乗った下座連(げざれん)で演奏され、その曲目は「四丁目」「通り囃子」「馬鹿囃子」のほか押堀だけに伝承される「雷囃子」があります。「四丁目」「通り囃子」「馬鹿囃子」のほか押堀だけに伝承される「雷囃子」があります。このお祭りは、江戸時代中頃から継承され「四丁目」は4曲中最も格調がたかく、「雷囃子」は押堀区の人々によって創作された勇ましい囃子です。山車の進行中は「通り囃子」を、「馬鹿囃子」は進行で急ぐときなどに演奏されるのだとか。演奏される曲目に着目しながら、山車を鑑賞するのも楽しみ方の一つです。
YASSAフェスティバル
開催時期:毎年8月の第三土曜日
会場:東金中央公園、周辺道路
東金の夏の風物詩「連」と呼ばれるグループでやっさ音頭に合わせて「やっさやっさ!」の掛声とともに踊ります。
1977年から続くお祭りで、元々は「やっさ祭り」として開催されていましたが、2012年からはダンスコンテストを取り入れた「YASSAフェスティバル」としてリニューアルしました。お昼から屋台や催し物がずらりとならび、お祭りは大盛況。クライマックスに行われる「やっさ踊り」は必見。子供からお年寄りまで、街のみんなが踊って活気にあふれます。
―フィナーレには約100発の花火が打ち上がり、お祭りを華やかに締めくくります。
秋
中秋の名月鑑賞会(八鶴湖)※湖畔の観月会
開催時期:9月中旬・10月中旬
会場:八鶴湖
江戸時代に徳川家康が鷹狩りのために築いた東金御殿、そこから望む八鶴湖は東金市のシンボル的な場所です。
毎年、八鶴湖畔では中秋の名月にあたる十五夜の日(9月)と十三夜の日(10月)に月を鑑賞する会が行われます。
静かな湖畔に浮かぶ大きな満月を眺めながら、古に思いを馳せる時間はなんとも幻想的でノスタルジックです。
十五夜にはキャンドルを灯す「キャンドルナイト」、十三夜にはお囃子演奏やコンサート、お茶会などの催しが企画されます。

田間神社大祭(隔年)
開催時期:10月第2 土曜日/ 日曜日
会場:千葉県東金市田間2126
田間神社は仏教の神様である第六天をまつる神社です。大祭では神聖な神輿を担ぎ、祭りの最後は「お山」という急な神社の石段を登るのですが、その所業は荒行ともいわれ、掛け合う声が夜空に響きわたります。
―この輿を担ぐ役は禰宜(ネギ)といって、代々同じ家に引き継がれている伝統があるのも特徴です。
北之幸谷の獅子舞
開催時期:毎年2月、10月、11月
会場:稲荷神社(千葉県東金市北之幸谷1081)
に獅子舞奉納を行う。
北之幸谷の獅子舞は、北之幸谷地区の稲荷神社の氏子に伝承された二人立ちの獅子舞で、毎年3 回演じられます。数ある演目の中でも10月の秋祭りに演じられる「はしご昇り」は獅子が長さ約10メートルの梯子に登る勇壮な舞で、動きの見事さで有名です。
東金市産業祭
開催時期:11月下旬
会場:東金市役所駐車場
地元農家さんが、丹精込めて作った農作物や東金市の特産品、商・工業製品が大集合。売り切れ必至の商品、さまざまなイベントで東金市の魅力を発信します。
―地元農家の皆さんが、丹精込めて作った農作物や市内の特産品、商工業製品が大集合。その他たくさんのイベントも目白押しです。
冬
貴船神社「御神的神事」
開催時期:毎年1月4日
会場:千葉県 東金市 山田296 貴船神社
御神的神事(おまとしんじ)は、慶安4 年(1651)からはじまった「おびしゃ(御歩射)」の神事です。的をめがけて12 本の矢を放ち、その年の農作物の豊凶を占います。神事に使用された弓、矢、弦などは、福を招き禍を除く護符として信じられていて、神事の後に信者に分け与えられます。その矢を目当てに多くの人がつめまけます。
東金市民駅伝大会
開催時期:1月中旬~下旬 市民駅伝大会
会場:市民駅伝大会周辺
東金アリーナ陸上競技場を発着点として、浅井病院駐車場までを折り返しとしたコースで開催されている大会です。
寒風の中、小学生の子供たちから大人まで日頃鍛えた健脚を競います。

最福寺 節分会
開催時期:2月3日
会場:最福寺 千葉県東金市東金1693
最福寺は、桜の名所である八鶴湖の湖畔に位置するお寺です。ここでは節分の時期になるとお大黒様の豆まきが行われます。
赤い陣羽織を来た年男年女が、福豆、福銭、賞品の当たり券などをまきます。その賞品は、自転車、ティッシュ大箱、お米、お煎餅、スナック菓子、福寄の熊手、収納ボックス等、とても豪華ですね。しかも参拝者全員に日用品、お菓子などが入った福袋が配られるそうで、参拝された方には必ず福を持ち帰ってもらいたいという心遣いも。
福を持ち帰ろうと、本堂の外には毎年1000名を超える参拝者が集まる、大人気のイベントとなっています。
―他にも妙宣寺、田間神社などで節分会が行われます。節分会に参加して福を持ち帰ってはいかがでしょうか。