千葉県北西部に位置する野田市の人口は約15.3万人(令和4年現在)。古くは関宿藩の城下町、また醬油醸造の要所として発展。江戸の物流の玄関口としてにぎわいを見せてきました。ここでは、野田市の暮らしやすさや利便性など、野田市の住みやすさについてご紹介していきます。
野田市ってこんな街
西に埼玉、東に茨城に挟まれた千葉県最北端の野田市は、東京近郊にありながら水と緑に恵まれた自然豊かな都市です。利根川と江戸川、利根運河の堤防には、三方を川で囲まれた地の利を生かした1周なんと約60㎞!のサイクリングロードがあります。サイクリングコースとしてはもちろん、お散歩やジョギングなどにも最適です。野田市の澄んだ空気と広い空を、ぜひご実感ください。
東武アーバンパークライン(旧 東武野田線)を通勤路線として、東京のベッドタウン化が進んできた野田市。都市へのアクセスは乗り換えが必要ですが、野田市駅から、西船橋駅まで約47分、上野駅までは約48分と便利です。国道16号沿線には、工場や物流施設が点在。スーパー銭湯など温浴施設も多数あります。車で少し足を延ばせば、ららぽーと柏の葉など柏の市街地へのアクセスも抜群です。
また、まめバスという枝豆をモチーフとした可愛いバスが市内を走っています。正式名称は野田市コミュニティバス。 どこまで行っても大人・中高生は100円でOK。野田市の枝豆の出荷量は全国一ということで一般公募によって決まった愛称で市民の皆さんに親しまれています。
伸び伸びと子育てできる環境
自然豊かな野田市は、子育て世代には最適な環境といえるでしょう。家族で楽しめるレジャースポットも盛りだくさん!
本格的な水上アスレチックが有名な「清水公園」は、子どもはもちろん、大人も夢中になって楽しめます。小さなお子様にはポニー牧場もおすすめ。園内にある「cafeアゼリア」は、ナチュラルな雰囲気が素敵なカフェ。ペット同伴でものんびりできるオープンテラスが人気です。
入園無料の遊園地「もりのゆうえんち」は、昔懐かしい雰囲気のほのぼのとした乗り物がいっぱい! 街のシンボルの大観覧車からは、野田市内が一望できます。
もりのゆうえんちの隣にある「イオンショッピングセンター ノア」は、食品からレストラン街、衣料品、キッズコーナー、映画館、ボウリング場と盛りだくさんの複合商業施設。ファミリーで1日たっぷり楽しめます。
子育て世代への助成制度や手当も充実しています。
<児童手当>
0歳から中学校修了前まで支給される児童手当は、以下の通りです。
・3歳未満(一律) 15,000円
・3歳~小学校修了前(第1子、第2子) 10,000円
・3歳~小学校修了前(第3子以降) 15,000円
・中学生(一律) 10,000円
<子ども医療費助成制度>
・未就学児まで 通院・入院・保険調剤 無料
・小学生および中学生 通院:300円/1回
入院:300円/1日
保険調剤:無料
※市町村民税所得割非課税世帯はすべて無料
他にも、3か月児健康診査で絵本が2冊もらえる「ブックスタート・パック」プレゼントや、さまざまな施策で待機児童解消に向けた取り組みをするなど、子育てしやすい街づくりに努めています。
野田市民悲願の東京直結鉄道の実現は?
東京都心から30㎞圏に位置しながら、東京都心へ直通の鉄道のない野田市。野田市民の長年の願いである東京直結鉄道誘致のため、平成10年から署名活動を行い要望を提出してきました。埼玉県草加市・越谷市・八潮市・吉川市・松伏町、茨城県坂東市・常総市・筑西市・下妻市・八千代町の10自治体と共に、「地下鉄8号線建設促進並びに誘致期成同盟会」を結成し、今も国に働きかけを行っています。
ちなみに地下鉄8号線とは有楽町線のこと。「有楽町線を八潮駅からつくばエクスプレス線と直通運転する案」や、「北綾瀬駅から千代田線と直通運転する案」などがあがっており、その実現に向け官民一体となって誘致活動を実施しています。
もし、東京直結鉄道計画が実現されれば、より住みよい街としてさらなる発展が期待できる野田市。公園や緑道、広場など街全体がトータルデザインされ、ゆったりとした街並みで四季折々の風情が楽しめる「オオソラモ野田みずき」をはじめ、郊外型の大規模分譲住宅地も多く点在しています。今後ますます、子育てのしやすい便利で閑静な街並みを築いていくことでしょう。