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ハウスメーカーと工務店の違いを解説!家を建てるならどっち?

ハウスメーカーと工務店の違いを解説!家を建てるならどっち?

マイホームの新築を検討している方の中には、ハウスメーカーと工務店のどちらに依頼しようかお悩みの方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ハウスメーカーと工務店の違いについて詳しく解説します。家を新築する際に比較すべきポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

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ハウスメーカーと工務店の違いとは?

まずは、マイホームを検討中なら知っておきたい、ハウスメーカーと工務店の違いをご紹介します。両者の大まかな違いは次の通りです。

▽ハウスメーカーと工務店の違い

施工の精度資材と技術が安定している技術は職人次第工期2.5〜4ヶ月と比較的短期間4〜4.5ヶ月と比較的長めアフターサービスマニュアル化されているため、安定している工務店次第価格高い傾向安い傾向

  ハウスメーカー 工務店
規模 大規模 中小規模
施工対象 全国 地域密着
設計の自由度 低い 高い

ハウスメーカー

ハウスメーカーとは、戸建ての住宅設計や施工を行う会社です。ハウスメーカーの規模は企業によって様々ですが、全国に拠点を置いているケースが多いため、全国どこでも施工を依頼できます。

各ハウスメーカーは独自の商品や商材を持っているため工期が比較的短く済むのがメリットです。また、無料修理期間やアフターメンテナンスなどの制度がしっかりと整っている会社が多いため、安心して施工を依頼できる点もメリットと言えるでしょう。

一方、設計の自由度が低いのはハウスメーカーのデメリットです。また、ハウスメーカーの場合、下請け業者に施工を依頼するケースがほとんどであるため、どうしても工務店に比べて建築にかかる費用が高いのもデメリットとなります。

ハウスメーカーと工務店の違いを解説!家を建てるならどっち?

工務店

工務店とは、全国展開するハウスメーカーよりも狭い範囲を対象に施工サービスを提供する業者のことです。新築はもちろん、リフォームや増築などにも対応しているため、様々な施工を依頼できます。工務店と一口に言っても、形態や規模によって次の3タイプに分類することが可能です。

1. 地域密着タイプ
2. フランチャイズタイプ
3. 中堅ビルダータイプ

限られた市町村でサービスを展開する「地域密着タイプ」は、工務店と聞いて一般的にイメージするタイプです。家族経営や少数精鋭で経営している工務店も少なくありません。

このタイプの工務店は、ハウスメーカーと比較して安い価格で職人の高い技術力で住宅を建築できるのがメリットです。一方で、経営規模がとても小さく不安定な工務店も多いため、保証やメンテナンス面で不安要素があります。

フランチャイズタイプの工務店は、ハウスメーカーハウスメーカーの規格プランを取り扱う工務店です。実績のある信頼できる工務店に依頼できるという安心感が得られる一方で、工務店の実力次第で家の完成度が大きく左右されるというデメリットがあります。

中堅ビルダータイプは中規模のハウスメーカーのことであり、ハウスメーカーと工務店のいいところ取りをしているのが特徴です。地元に密着しながらも経営規模がしっかりとしているため、安心して施工を依頼できるでしょう。ただし、いい家が建つかどうかは営業担当者次第であることや対応エリアが限定的なのはデメリットです。

設計事務所

注文住宅を建てる際、ハウスメーカーや工務店以外に「設計事務所」に依頼するケースもあります。設計事務所とは、建築設計をはじめ、施工が設計通りに進められているかをチェックする組織のことです。

デザイン性の高い住宅や独自性の高い住宅を希望している方の中には、設計事務所に設計を、そして工務店に施工を依頼する方も少なくありません。

施工を依頼する業者選びで比較すべきポイント

ここでは、新築住宅を建てる際に、業者選びで比較すべきポイントをご紹介します。

ハウスメーカーと工務店の違いを解説!家を建てるならどっち?

コスト・価格面

新築住宅を建てる際は、施工にかかる価格を比較してください。施工費用の相場をしっかりとリサーチした上で、コストパフォーマンスの高い業者を選定することが大切です。

あまりにも高すぎる価格はもちろんのこと、相場よりも低すぎる価格にも注意しなければなりません。安さを重視するあまり、技術力のない業者に依頼してしまったり、見積価格以上の金額を請求されてしまったりするといったトラブルに巻き込まれる可能性もあるので注意してください。

技術力・納期

技術力の高さはもちろんのこと、希望する納期に対応してくれるかも確認すべき点です。ハウスメーカーや工務店の施工実績や口コミなどをチェックして、信頼できる業者であるか見極めてください。

アフターメンテナンス面

施工後の保証やアフターメンテナンスが十分であるかも比較すべきポイントです。アフターフォローがしっかりしている業者であるかを判断するためには、次のポイントをチェックしてください。

・長期保証や長期点検の有無
・定期点検の有無
・緊急時トラブルの対応方法
・ユーザーの相談窓口の有無

保証期間の長さはもちろんのこと、具体的なサービス内容についても確認しておくことが大切です。

失敗しない家づくりのコツ

ここでは、家づくりで失敗しないためのコツについて見ていきましょう。

複数社見積りをとる

注文住宅の相場を理解するため、そして費用の妥当性を確認するためにも、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。

おおよそ予算に収まると判断した業者を2〜3社選定して見積もりを依頼してください。あまりにもたくさんの業者から見積もりを取っても比較しきれないため、ある程度数を絞ることが重要です。

見学会や説明会などに積極的に参加する

ハウスメーカーや工務店が実際に建てた住宅を実際に見学できるイベントや説明会に積極的に参加しましょう。ホームページや雑誌などでも情報収集できますが、室内の雰囲気や外壁や床などの質感や風合いを確認できません。

実際の住宅の中に入って見たり触ったりすることで、マイホームのイメージがより湧きやすくなります。

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予算と現実に向き合う

注文住宅を建てる上での一番の課題は「予算とどのように向き合うか」という点ではないでしょうか。注文住宅の予算の決め方は次の通りです。

1. 頭金をいくら捻出できるか
2. ローンの借入可能額がいくらになるか
3. 土地代と建設工事費用のバランスを考える

手元にある貯金や住居の売却金の有無によって予算が大きく異なりますが、一般的に年収の5〜7倍が予算として妥当な金額と言われています。予算の範囲内でできる施工について業者としっかりと話し合いを重ねることが大切です。

まとめ

今回は、ハウスメーカーと工務店の違いについてご紹介しました。どちらにもメリット・デメリットがありますので、あらかじめ把握しておくことが大切です。予算やご希望のデザインなどの要素を考慮し、最適な業者を選ぶことをおすすめします。

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この記事を書いた人

田沼@チイコミ

チイコミ編集部在籍。 千葉県内のあらゆる情報を記事にしています!

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