習い事は何歳から始めているご家庭が多いのか、小さなお子様を持つ親御さんは気になるところですね。何か習い事をさせたいけれど、どのような習い事をさせればいいかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、おすすめの習い事を年齢別にご紹介。そして習い事を選ぶポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
▼ 何歳から習い事を始めている家庭が多い?
▼ 年齢別!おすすめの習い事
0歳
1歳・2歳
3歳・4歳
5歳・6歳
▼ 習い事を選ぶときのポイント
子ども自身が楽しめているか
費用や送迎は負担にならないか
▼ まとめ
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何歳から習い事を始めている家庭が多い?
お子さんに習い事をさせたいけれど、何歳から始めるのがベストなのかわからない保護者の方も多く存在します。ここでは、「ベネッセ教育総合研究所 ダイジェスト版幼児の生活アンケート第6回 2022年」のデータを元に習い事をしているお子さんの比率について見ていきましょう。
▽習い事をしている比率
年齢 | 割合 |
1歳児 | 9% |
2歳児 | 17.1% |
3歳児 | 24.2% |
4歳児 | 45.2% |
5歳児 | 59.3% |
6歳児 | 67.5% |
習い事を始めるタイミングは家庭によって様々ですが、最近は0際から始められる習い事が多様化していることもあり、習い事の低年齢化が進んでいます。
習い事を始める最も多いタイミングは3〜4歳の幼稚園や保育園に進学した時期です。3〜4歳は母子分離が進むタイミングです。パパやママ以外の大人の指示が理解でき、短時間であれば親と離れて過ごせるようになります。
小学校入学のタイミングでは67%を超えるお子さんたちが習い事を経験していることがデータからわかるでしょう。
しかし、習い事を始めるタイミングはお子さんの発達状態や発育状況によって大きく異なります。あくまでも始めるお子さんの数が多いのが3〜4歳だからといって、その年代で必ず習い事を始めなければならない訳ではありません。
お子さんやご家庭の状況によって、習い事を始めるベストなタイミングを模索するのが賢明です。
年齢別!おすすめの習い事
お子さんの発達状況や家庭の事情によって習い事を始めるベストなタイミングは異なります。お子さんにどんな習い事をさせようか悩んでいる場合は、お子さんの興味関心の高いものや夢中になっているものは何かを日頃から見極めることが大切です。ここからは、年齢別におすすめの習い事をご紹介します。
0歳
脳の発達が著しい0歳児は、さまざまな刺激を与えることで情緒的にも身体的にも大きく成長します。習い事を通して普段の生活では味わえないような体験や遊びをすることで、色々なことを吸収するのです。
0歳児は、体力や運動能力をつけるとても大切な時期でもあります。音楽に合わせてリズムに乗って体を動かしたり、指先を使って様々なものに触れたりすることで、体力向上だけでなく、好奇心もどんどん育っていくでしょう。
そんな0歳児におすすめなのが「ベビーマッサージ」や「ベビーリトミック」、「ベビーサイン」や「ベビーヨガ」など、赤ちゃんとママのふれあいや繋がりを深める習い事です。そのほかにも生後半年からできる「ベビースイミング」や「ベビー英会話」、「幼児教室や知育教室」も人気があります。
お子さんにつきっきりになっているママのストレス解消を解消しながら、赤ちゃんとの触れ合いを楽しめる習い事を探してみてください。
1歳・2歳
1〜2歳のお子さんは言葉や仕草などを通してコミュニケーションが取れる年代です。徐々に自我が芽生えるタイミングでもあるので、脳にたっぷりと刺激を与えることでさまざまなことを学習し吸収していきます。
「リトミック教室」や「ダンス教室」、「音楽教室」や「幼児教室」は、表現力やリズム感を育むのにぴったりの習い事です。そして、1歳や2歳のお子さんは歩いたり走ったりできるようになる時期でもあるので「スイミング」や「体操教室」などのスポーツ系の習い事も人気があります。
まだまだ母子分離が難しい時期ですので、パパやママが同伴した状態でレッスンを受ける習い事が多いのも特徴です。人見知りや場所見知りをしてお子さんがレッスンに集中できない場合は、自宅でできるオンラインレッスンも検討してみましょう。
さまざまな経験をさせたいとたくさんの習い事を欲張って始めても、お子さんにとって大きな負担やストレスになったら元も子もありません。無理のない範囲でできる習い事を検討してください。
3歳・4歳
3〜4歳のお子さんは心身ともに大きく成長し、習い事を始めるお子さんが最も多い年代です。体を上手に動かせるようになりますし、ルールや決まり事を理解できて先生の指示もしっかりと伝わるようになるタイミングでもあります。幅広いジャンルの習い事に挑戦できるでしょう。
「ピアノ」や「バイオリン」、「エレクトーン」などの音楽系の習い事をはじめ、「スイミング」や「体操」、「ダンスやバレー」そして「サッカー」などの運動系の習い事も人気があります。
5歳・6歳
小学校の入学を控える5〜6歳児の時期は、小学校生活の練習として「習字」や「そろばん」、「学習塾」など学習系の習い事を始めるお子さんが増えるタイミングです。さらに、「サッカー」や「野球」、「テニス」などスポーツ系の習い事の種類も一気に増えるでしょう。
お子さんの好みもはっきりする時期でもあるので、大人が提案をしても拒否されることも増えてきます。お子さんの意志や思いを尊重しながら、多様な習い事から最適なものを選んでみてください。
習い事を選ぶときのポイント
ここからは、習い事を選ぶ際に大切にしたいポイントについてご紹介します。
子ども自身が楽しめているか
習い事を決める際に最も大切なのは「お子さん自身が習い事を楽しめているか」ということです。お子さんの月齢や年齢が小さければ小さいほど、親の意思で習い事をさせるケースがほとんど。さまざまな経験をさせるという意味で、たくさんの習い事を体験させることはとても素晴らしいことです。しかし、「サッカー選手になってほしい」や「ピアニストになってほしい」など親の希望や夢をお子さんに託すのは避けたいところです。
年齢を重ねてお子さんの意志がはっきりするタイミングで、お子さんが楽しめていない場合はなるべく早いタイミングで違う習い事にシフトすることをおすすめします。
習い事そのものがお子さんに合っていない場合もありますし、先生との相性が合わない場合も考えられます。特に、先生との相性は習い事を続けていく上で非常に大切なポイントです。ご家庭の教育方針とマッチしているかどうかはもちろんですが、教室の雰囲気や周りのお子さんの様子などをよくチェックして、安心して通わせられる教室を探していきましょう。
合わない習い事や難易度の高すぎる習い事を続けることで、お子さんの自信が損なわれてしまう可能性もあるので注意が必要です。習い事中のお子さんの様子を温かく見守りながら、適性をチェックしていくことをおすすめします。
費用や送迎は負担にならないか
習い事をする上でネックとなるのが「費用」でしょう。習い事を始める際は、月々の月謝代だけでなく、入会金や年会費、ユニフォーム代、遠征費、発表会にかかる費用など、月謝以外にかかる費用についてもしっかりと確認してください。
そして、小さなお子さんの場合は保護者の送迎が必須です。スポーツ系の習い事の場合は週末の遠征なども頻繁にあります。お子さんはもちろん、保護者の方にとっても負担にならない習い事であるかどうかを見極めていくことが大切です。
まとめ
今回は、習い事を始める年齢を始め、年齢別でおすすめの習い事について詳しくご紹介しました。習い事を始めるタイミングには、お子さんの成長状況やご家庭の事情などさまざまな要素が絡んできます。
お子さんや保護者の方にとって無理のない範囲でできる習い事を選ばないと、長く続けることが難しくなってしまうことも。日頃からお子さんが興味を示すものや夢中になっているものをよく観察し、お子さんに合った教室を探していくことをおすすめします。
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