習志野市は千葉県の北西部に位置し、人口約17万人の都市です。東京まで電車で28分という抜群のアクセスを誇り、JR津田沼駅は商業施設が充実しています。駅に隣接した近代的なマンション、住宅の広がる「奏の杜」には多くの人が移り住んでいます。2020年には隕石が落下し「習志野隕石」も話題になりました。ここでは習志野市の住みやすさをご紹介します。
東京まで28分、成田空港も直結の好アクセス
習志野市の表玄関、JR津田沼駅から東京駅までは総武快速で28分で向かうことができます。東西線の乗り入れや始発電車があることも通勤通学に便利です。京成線を使えば、成田方面にもアクセスし易く、成田空港には乗り換えなしでいけます。新京成線は松戸・埼玉方面に向かうのに便利です。
市内には京葉道路・東関東自動車道の二つの高速道路が走り、4つのICが利用可能です。幹線道路も国道14号、357号と、県道15号、69号があり、車でのお出かけも便利です。また、路線バスやコミュニティバス「ハッピーバス」による市内移動も充実し、市民の足となっています。
JR津田沼駅北口周辺にはPARCO、イトーヨーカドー、イオンなどの大型ショッピングモールがあり、買い物に困ることはありません。近年はJR津田沼駅南口周辺の開発が進められ、南口の方面に広がるエリアは「奏の杜」と呼ばれています。ここには大型のマンションや高層マンションが建設され、駅まで徒歩圏内の好立地に多くの人が移り住んできています。このエリアにあるモリシア津田沼、Loharu津田沼、フォルテ津田沼などのショッピングモールには食品・日用品・家電はもちろん、本や飲食店や病院、習い事など生活に必要な全てが揃っています。
―奏の杜は人通りは多いものの、非常にすっきりとした印象を受けます。これは電柱・電線が地中化されていることで生まれている景観です。きれいに整備された広い道路と街路樹の緑が美しく、とても住みやすい街になっています。
スポーツ&音楽の街
全国トップレベルの市立習志野高校(習高)の吹奏楽部。毎年さまざまな音楽コンクールで優秀な成績をおさめ、甲子園のアルプススタンドでの迫力ある演奏は、「美爆音」という呼び名にもなっています。特に大人気の習高オリジナル応援曲「レッツゴー習志野」は、試合中にSNSトレンド入りしたことも。

1945年の創立以来何度も日本一位に輝いている「谷津小学校管弦楽クラブ」は全国最強の小学校オーケストラといわれています。その他にも「習志野シンフォニエッタ千葉」、「習志野フィルハーモニー管弦楽団」、「ウインドミルオーケストラ」などが活動しています。
JR津田沼駅から徒歩4分の場所にある「習志野文化ホール」には公共ホールとしては全国で最初に本格的なパイプオルガンが導入され、音響を重視したホールとして、プロ・アマ問わず多くのコンサートが開催されています。習高の定期演奏会や年末の「習志野第九演奏会」は大人や子供までが楽しみにしている演奏会です。2019年にオープンしたプラッツ習志野にも市民ホールが新設され環境に恵まれています。
さらに習志野市はスポーツも盛んな街です。2019年に習高は春夏計12回目の甲子園出場を果たし、私立校の活躍が目立つ甲子園で、公立高校が決勝まで進んだことでも話題となりました。習高は野球や吹奏楽以外にも強豪と呼べる部活動が多く、バレーボール部や体操部、女子ソフトボール部なども全国的レベルを誇っています。
他にも市内では大相撲の「阿武松(おおのまつ)部屋」や、アメリカンフットボールチーム「オービックシーガルズ」、3X3プロバスケットボールチーム「SEALS.EXE(シールズドットエグゼ)」も活動しています。
―習志野高校の活躍、素晴らしいですね。地元には習志野高校出身の方も多く、習志野高校が活躍すると街も活気と熱気にあふれています!
学びに遊び、健やかで豊かな時間を「プラッツ習志野」で
京成大久保駅すぐそばにオープンした「プラッツ習志野」は、習志野市の生涯学習の拠点として、2019年に誕生したばかりの新しい施設です。プラッツ習志野の敷地には中央公民館、中央図書館、市民ホール、体育館があり、建物に囲まれるように公園、野球場、テニスコート、パークゴルフ場が広がっています。
公民館は地域の人たちが集まって、話し合いやサークル活動を行うことができるほか、こどものアート教室や親子で学ぶマネー教室、お花屋さんのフラワーアレンジメント教室などのカルチャースクール、ピラティスやヨガなどのスタジオプログラムなどが開催されています。興味のあるプログラムを1回から参加可能で気軽に始められるのも嬉しいポイント。
中央図書館は毎日午後8時まで開館(※)しており、駅が近いので仕事や学校帰りなどにも立ち寄ることができます。ゆったりとしたスペースで本に囲まれながら落ち着いた時間が流れています。学習スペースも完備され勉強ができるほか、休館日でも予約した図書が受け取れる「予約受け取りコーナー」も便利です。
他にも発表会やコンサート観賞ができる北館市民ホール、敷地内中央の通称たこ公園と呼ばれる公園には毎日子供たちの楽しそうな声が響き渡り、憩いの場となっています。駐車場も完備しているので、車での利用も可能です。
―京成大久保駅すぐの場所にあるので、市内の方はもちろん市外の方も利用してみてください。こんなにいい場所があったんだ!と感じること間違いなしです。
※新型コロナ感染症対策のため、開館時間に変更がある場合があります。
習志野の自慢、ソーセージ・にんじん・水がおいしい

「習志野ソーセージ」をご存知でしょうか?約100年前にドイツより伝承された製法で作ったソーセージで、重さは1本100g、長さは15㎝のビッグサイズです。やや強めの塩味がビールとの相性を抜群にしていて、習志野ドイツフェアなどのお祭りでも人気です。習志野の新しいご当地グルメ、堪能してみてはいかがでしょう。
習志野市の特産品といえばにんじん。4月から7月が旬の時期となる春夏にんじんの生産が盛んです。習志野市で栽培されているのは主に「彩誉(あやほまれ)」という品種で、その特徴は色鮮やかでクセがなく最高糖度が桃と同じ11度というから驚き。味・品・姿の三拍子そろったにんじんは子供たちにも食べやすく、学校給食でも人気です。
他にも習志野市の水道水は美味しいと評判です。利根川水系の浄化された水に、市内各地の井戸から採れた良質な地下水をブレンドした自慢の水です。ペットボトルに詰めたナラシドウォーター♪は国際的な品評会モンドセレクションでも高く評価されました。
―そんな美味しい水が水道から流れて、毎日飲むことができるのも、習志野市ならではですね。